銀幕の愉楽

劇場で観た映画のことを中心に、適当に無責任に書いています。

【映画】機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-

映画日誌’25-05:機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-

introduction:

エヴァンゲリオン」シリーズのスタジオカラーと「ガンダム」シリーズを手がけるサンライズがタッグを組んだアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の劇場先行上映版。放送予定のテレビシリーズから一部話数を劇場上映用に再構築した。監督を務めるのは、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズを手掛けた鶴巻和哉。「響け!ユーフォニアム」の黒沢ともよ、「進撃の巨人」の石川由依、「ボールルームへようこそ」の土屋神葉が声優を務める。(2025年 日本)

story:

宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、戦争難民の少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれる。「マチュ」というエントリーネーム名乗り、 GQuuuuuuX ジークアクス を駆るアマテは、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。時を同じくして、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツガンダム」と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。

review:

2025年になって17日ほど経過したあたりから、ガンダム世代が俄かに色めき立ち始めた。だけでなく、ネタバレするんじゃねぇぞと殺気だっている。何なのよアンタたち。GQuuuuuuXて何よ。はあ、庵野ガンダムねぇ。何だかよく分からんけど、これほどまでに人を熱狂させる何かがあるのだろう。アムロとシャアとザクしか知らん女ではあるが、同じくアムロとシャアとザクしか知らん友達を誘ってシネコンに行ってみた。

とにかくネタバレしたら社会的に抹殺されるらしいので、決してネタバレしない範囲で、正直な感想を述べたいと思う。まだもう少し生きていたいし、公式サイトに書いてある以上のことは書かない。まず、昭和と令和がカオスに融合していた。そのタイムラグ、ほぼ半世紀。そして「放送予定のテレビシリーズから一部話数を劇場上映用に再構築した」ものなので、当然ながら”映画として”成り立っているかは微妙なところ。

しかもその前提をイマイチ認識していなかったので、鑑賞後すぐは、アムロとシャアとザクしか知らん友達とともに「正解を教えてくれ」という気持ちになっていた。しかし、しかしだよ。不思議な引力で宇宙の果てに連れて行かれたし、ずっとあんぐり口があいてたし、めくるめく映像世界にどっぷり、夢中になって観たのは間違いない。なんというか、ああ、エンタメってこうやって進化していくんだな、という感慨とともに。

さて、これ以上書けることがないので、ガンダムにまつわる思い出話をしたい。ワシ、前の職場で、恐れ多くも初代ガンダムメカニックデザイナー大河原邦男先生にご挨拶したことがあるんじゃよ…。その職場は何かとメディア露出が多かったので、大河原先生と同時刻にモデル出身の某有名キャスターがテレビ取材に来ていたのだが、ガンダム世代の野郎どもがその美女に目もくれず大河原先生〜!って駆けて行ったよね。

いまどき交換した名刺は全てデジタル化するけれど、大河原先生の神々しいお名刺だけは実物を残している。その上、アムロとシャアとザクしか知らん女が、ヤッターマンで育ちました!!と厚かましく一緒に写真など撮っていただいた。アムロとシャアとザクしか知らん女なのに、もしかしたらネタバレするより罪深いかもしれない。まあガンダムっちゅーのはそのくらい引力があるコンテンツであり、半世紀おじさんたちがキャーキャー言っているのは自然の摂理ということですわ。アニメ楽しみね。

trailer: