銀幕の愉楽

劇場で観た映画のことを中心に、適当に無責任に書いています。

【映画】ラ・ラ・ランド

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劇場で観た映画を適当に紹介するシリーズ’17-12
ラ・ラ・ランド』(2016年 アメリカ)

うんちく

『セッション』で注目を集めたデイミアン・チャゼルが監督と脚本を務め、『ドライヴ』『ブルーバレンタイン』などのライアン・ゴズリングと『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのエマ・ストーンを主演に迎えて描いたミュージカル映画。往年の名作ミュージカルを彷彿とさせる華麗な音楽とダンスで、売れない女優とジャズピアニストの恋の顛末を描く。『セッション』で鬼教師を怪演しアカデミー助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズ、ソウルシンガーのジョン・レジェンドなどが出演。第73回ベネチア国際映画祭エマ・ストーンが最優秀女優賞、第74回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)ほか同賞の映画部門で史上最多の7部門を受賞。第89回アカデミー賞では史上最多タイとなる14ノミネートを受け、チェゼル監督が史上最年少で監督賞を受賞したほか、主演女優賞など計6部門でオスカー像を獲得した。

あらすじ

舞台はロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働きながら女優を目指すミアは、来る日も来る日もオーディションに落ち続けて意気消沈していた。そんなある日、ピアノの音色に誘われて入ったジャズバーでピアニストのセバスチャンと最悪な出会いを果たす。数日後、ミアはあるパーティー会場のプールサイドで不機嫌そうに1980年代ポップスを演奏するセブと再会。最初はぶつかり合うものの、お互いの才能と夢に惹かれ合い、やがて2人は恋に落ちるが...

かんそう

なにこれどうしよう別に面白くなかった・・・。感動したって言う人はどこに感動したの。おしえてえらいひと。『セッション』のデイミアン・チャゼル監督、ライアン・ゴスリング主演、そしてアカデミー賞総なめの前評判に期待を高めて劇場に行ったのだけど、驚くほど何にも印象に残ってない。脚本や演出も凡庸だし「運命の恋」の顛末が素敵じゃない。ストーリーに奥行きがない。ライアン・ゴスリングは素敵なのだけど、自分で頑張ってピアノ弾きましたと言われてもだな、多少ジャズピアノを聴きこんでいる耳には素人の音でしかなく。音楽をテーマにした映画で音楽に痺れないってどういうことなのよ。そして好みの問題だと思うけど、エマ・ストーンに魅力を感じなかった。ヒロインがうっとりするほど美しかったりチャーミングだったりすると結構楽しめるものなんだけど。要するに個人的にエマ・ストーンが好みじゃなかったから、ってことにしとこう。平和。